
こんにちは、ひまわりの陽太です。
今までは、ビジネスを始める上で「参入障壁」を作るのが勝ちパターンでした。
たとえば、仕入れルートを独自に持っているとか、特別な技術を習得しているとか、あとは“情報”を先に持っている人が圧倒的に強かった。
そう、かつては「知っているかどうか」が、そのまま“稼げるかどうか”につながっていたんです。
でも、それはもう、過去の話になりつつあります。
情報に価値があった時代
インターネットが出てきた頃は、今と比べものにならないくらい情報が少なかった。
調べようと思っても、本屋に行って専門書を読み漁るか、セミナーに出るしかなかった。
だからこそ「知ってる人」「やってる人」が強かった。
参入障壁っていうのは、知らない人を置き去りにできる“情報の壁”のことだったんです。
僕も当時は、「この情報、見つけたもん勝ちやな」って感覚で、夜な夜なネットサーフィンしてました。
ネットの奥深くにある海外の情報を見つけて、「よっしゃ、これ日本にまだ来てへんやつや」とガッツポーズした日もあるくらい。
そして時代は「検索スキル」で差がつくように
でも、ネットが進化して、Googleが出てきて、誰でも“検索すれば”情報にアクセスできるようになった。
ここで参入障壁は「情報の有無」から「情報の扱い方(検索スキル)」にシフトしました。
- どのキーワードで調べれば目的にたどり着けるか?
- どのサイトが本当に信頼できるか?
- どう比較すれば、自分に最適な答えが出せるか?
つまり、「検索が上手い人」が勝てるようになったわけです。
そして今、AIの時代へ
そして今、ChatGPTやGoogle Gemini、CopilotなどのAIが台頭してきた。
検索ですら不要。
質問するだけで、まるで家庭教師のように教えてくれる。さらには文章も書いてくれるし、動画も作ってくれる。
ついに、“調べることすら不要な時代”に入ったんです。
もうね、「賢い人が勝つ」っていう構造も、崩れかけてます。
だって、AIを“ちょっとでも”使えるだけで、誰でも知識人っぽくなれちゃうんだから。
参入障壁がどんどん壊れていく
じゃあ、これからの時代ってどうなるの?って話なんですが、もう明らかに「参入障壁を作るのが難しい時代」になります。
ちょっと前までは、
- 情報を知ってる
- 賢く調べられる
- 技術を持っている
これが強みだったけど、今は誰でも補助輪(AI)をつけて走れる時代。
検索が下手な人でも、ChatGPTに「どうやって調べたらいいの?」って聞けばいい。
つまり、ビジネスの土俵に立つまでのハードルが、めちゃくちゃ下がった。
でも、それでも「誰にも真似できないもの」がある
それが“あなたのストーリー”です。
たとえば僕の場合、3500万円の借金を抱え、家を失い、家族と離れ離れになり、黒豆茶の出がらしを食べながら、「これが人生のどん底か…」と呟いたあの日。
AIはそこまでの“感情”を体験してないし、あなたのように苦しみ、喜び、耐えた日々は存在しない。
なぜ「ストーリー」が価値を持つのか?
それは、“人の心を動かせるから”です。
どれだけ知識があっても、どれだけ効率が良くても、人が「商品を買いたい」「この人を応援したい」と感じるのは、理屈ではなく、“感情が動いたとき”です。
たとえば、ある人がアフィリエイトで成功したとして、ただ「月100万円稼ぎました」とだけ言われても、正直ピンとこない人も多いでしょう。
でも、こう言われたらどうでしょう?
「借金があって、子どものランドセルすら買えなかった。でもアフィリエイトを始めて、初めての報酬で子どもにランドセルを買ってあげた時、思わず泣いてしまったんです。」
……この瞬間、聞いてる人の中で“情景”が浮かびますよね。
共感が生まれ、感情が揺れる。ここに価値があるんです。
仏教と心理学から見る「ストーリーの力」
仏教では、「縁起(えんぎ)」という教えがあります。
これは「すべてのものは、原因と条件が組み合わさって存在している」というもの。
つまり、あなたが今ここにいるのも、過去のすべての経験と出会いの積み重ね。
誰ひとりとして、まったく同じ人生を歩んだ人はいません。
その“唯一無二の縁起”こそが、他人と差別化できる最大の武器なんです。
そして、心理学では「ストーリーテリング効果」というものがあります。
これは、人は論理的な説明よりも“物語”で記憶したり、影響を受けたりするという法則です。
つまり、AIがどれだけ情報を持っていようと、あなたの過去を生きたことはないし、あなたの想いを代弁することはできない。
ここに、「逆の参入障壁」が生まれるんです。
「誰でもできる」のに「誰にも真似できない世界」
今、AIの力で誰もがビジネスを始めやすい時代になりました。
それはとても素晴らしいことですが、同時に「みんなが同じ情報を持てる時代」でもあります。
だからこそ、どんなに簡単な仕組みでも、
- 誰がそれを伝えているのか?
- その人の物語に心を動かされるか?
ここで全てが決まります。
僕はこのことを、“逆参入障壁”と呼んでいます。
参入自体は誰でもできる。
でも、その人の背景・物語・想いを完全にコピーすることは不可能。
それが、自分だけのビジネスの「本当の差別化ポイント」になるんです。
僕が実際に感じたこと
僕もかつては、「他の人と違うことをやらなきゃ」と思って、新しいツール、新しいノウハウを追いかけてばかりいました。
でも、気づいたんです。
「いちばん価値があるのは、“自分自身の過去”だった」と。
失敗したこと、悔しかったこと、後悔したこと。全部、誰かにとっての“道しるべ”になったんです。
そして、そういう話を発信し始めたとき、感謝のメッセージが届くようになりました。
「泣きながら読みました」「自分も頑張ろうと思いました」
そんな声が、僕の中の何かを大きく変えました。
「僕にも、人を救える発信ができるんだ」って。
あなたの人生が“価値”になる時代
だから、あなたにも伝えたいんです。
どんなに小さなことでも、あなたが感じた痛みや、悩んだ日々には意味がある。
それを発信していくことで、誰かが救われます。
AI時代だからこそ、“本物の経験”に価値がある。
それは、どんなテクニックにも勝る、唯一無二の資産です。
あなたのストーリーを武器にすることで、どんなに小さなスタートでも、誰にも真似できない道がひらけていく。
それが、これからの時代の「本当のビジネス」だと、僕は信じています。
AIと“あなたらしさ”を掛け合わせるという発想
ここまで読んでくださったあなたは、
「じゃあ、自分のストーリーを使って、どうビジネスにしていけばいいの?」
と気になっているかもしれません。
そこで活躍するのが、AIを“相棒”として使うことなんです。
僕がやっていることは、めちゃくちゃシンプル。
ChatGPTに「この経験をブログにしたらどうなる?」と聞いてみたり、「このエピソードの背景を心理学的に解説して」と頼んだりするだけ。
自分ひとりでは言語化できなかった体験が、AIの助けで“価値あるストーリー”に生まれ変わっていくんです。
スキルがない人でも、チャンスはある
ここで勘違いしないで欲しいのは、「文章がうまく書けない」とか「SNSが苦手」とか、そういうのは関係ないってこと。
むしろ、素人っぽさや、ぎこちなさが共感を生むことだってあります。
ビジネスで成功してる人がすごく見えるのは、実は“慣れてるから”そう見えるだけで、最初はみんな素人なんです。
あなたの生活の中にある“人間くささ”こそ、AIでは再現できないもの。
だから、スキルに自信がなくても、どんどん発信していいんです。
逆参入障壁とは「自分の道を整えること」
僕が考える“逆参入障壁”っていうのは、「誰でも入れるけど、誰にも続けられない道を作ること」だと思っています。
たとえば、
- 毎日子どもを送り出す前に、思ったことを日記にしている
- 借金返済の途中で見つけた工夫を記録している
- 家族とケンカしたときの心の揺れを、ブログに書いてみた
こういう日々の営みって、一見するとビジネスに関係なさそうに思えますが、それこそが、「人が集まる理由」になっていくんです。
人は、正解や成果じゃなく、“共感”に惹かれるから。
だから、あなたも今日からはじめていい
あなたが歩んできた道には、すでに“価値の種”が落ちています。
AIを使えば、それを形にすることもできる。
ブログにするもよし、音声で語るもよし、LINEやメルマガでシェアするのもいい。
完璧じゃなくていい。
ただ、「自分の人生に価値がある」と信じてあげること。
そしてそれを、少しずつ言葉にしていくこと。
それが、今の時代における最強のビジネスなんだと、僕は本気で思っています。
最後に:あなたが動けば、世界が変わる
人って、なかなか自分の価値に気づけません。
僕もそうでした。借金を背負い、誰にも頼れず、「なんでこんな人生になったんやろ」って何度も思った。
でもね、そんな人生だったからこそ、今、発信できる言葉がある。
あの頃の僕みたいに苦しんでる誰かが、あなたの言葉で救われるかもしれない。
だからこそ、自分を小さく見積もらず、“ただの人生”を“唯一の物語”として発信してみてください。
誰でもできる。でも、誰にも真似できない。
それが、AI時代における最強の武器です。
PS.読者から面白いと評判の記事だけ集めました。
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PPS.実はパソコンを使えば借金を返すことなんて簡単な事を知りました。
もし僕が3500万という膨大な借金を抱え死にかけた所から、借金を完済した人生を同じように歩んでみたいと思ってくれたら、これを読んでほしいです。

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